来週(3月8~12日)の東京外国為替市場で円相場は弱含み、1ドル=108円台半ばまで下落する場面がありそうだ。米国で新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、経済の正常化が早まるとの見方から、米長期金利は上昇基調にある。米長期金利の上昇局面では日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが出やすく、円相場の重荷となるだろう。 足元の米長期金利の上昇は急ピッチで、低金利の継続を前提にマネーが流入してきた株式市場では、相対的な割高感からハイテク株が売られるなど、不安定な値動きが続いている。リスク回避の雰囲気が強まる場面では「低リスク通貨」とされる円買いも入りやすく、円相場が一方的に下値を探る展開は...
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