【日経QUICKニュース(NQN) 宮尾克弥】新型コロナウイルス禍に伴う乗客減が心配される鉄道株で、光明を探る動きがある。貨物輸送だ。近鉄グループホールディングス(近鉄GHD、9041)傘下の近畿日本鉄道(近鉄)は29日、今夏にも大阪―名古屋間を運行する特急を使い納期の近い工業製品や衣料品など貨物を輸送すると発表した。近年の私鉄では珍しい動きだ。JRでも新幹線を利用した貨物に取り組むなどの動きがある。鉄道による大量・長距離の効率輸送は環境負荷軽減の動きにも合致しており、ESG(環境・社会・企業統治)の観点から評価しようとする声もあがっている。 ■特急で貨物 なぜ近鉄は特急を使った貨物輸送を...

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