【日経QUICKニュース(NQN) 永松英一郎】国内企業を取り巻く収益環境の厳しさが鮮明だ。QUICKが5月19日発表した5月の短期経済観測調査(QUICK短観)では、企業の仕入れ価格を示す指数が1年9カ月ぶりの高水準となった。一方で販売価格の指数は低迷が続いている。新型コロナウイルスの感染再拡大で国内景気が冷え込むなか、多くの企業が原材料価格が上昇しても販価には十分に転嫁できないでいる。 国際商品価格の高騰 上場企業を対象に調査するQUICK短観では、5月は仕入れ価格について「上昇」と答えた企業の割合から「下落」の割合を引いた指数が金融を除く全産業で26と、2019年8月以来の高さだった...
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