【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 穂坂隆弘】日本経済研究センターが9日に発表した「ESPフォーキャスト4月調査」によれば、今年度の国内総生産(GDP)実質成長率は民間エコノミストの予測平均が0.92%と3カ月連続の下方修正となった。3月時点の1.01%予測を大幅に下回り、2024年2月時点の予測(0.92%)以来1年2カ月ぶりの低水準だ。予測の下振れが続くのは、景気後退懸念の高まりを示唆している。
エコノミストの予測は四半期の前期比成長率を延ばしていくのが一般的で、足元の経済指標を確認しながら数字を修正していく。このため予測の振れは景気の現状認識を敏感に映す。米国の関税政策は世...

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