【NQN香港 桶本典子】香港市場に上場するマカオのカジノ株の上値の重さが目立っている。隣接する中国広東省で新型コロナウイルスの変異株の新規感染が増え始めたためだ。マカオ自体はコロナの抑え込みに成功し、中国との出入境制限の解除によって景気も順調に回復してきたが、にわかに不透明感が台頭してきた。 「第2の台湾」への危機感 マカオの賀一誠・行政長官は6月1日、広東省の新型コロナ拡大について「マカオの観光業に影響がある」と認めた。マカオ政府は5月31日、「1日から広東省からの入境者に対し、14日間の隔離措置をとる」と発表していた。これを受け、マカオカジノ株のうちハンセン指数の構成銘柄に含まれる銀...
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