QUICKのプロ向けコメントサービス「QUICK Market Eyes」が7月26~30日に配信した、株主優待の制度変更などを受けた株価の反応の記事をまとめました。(Money Worldの株主優待ページはコチラ)
京極運輸商事―株主優待制度を導入 クオカード1000円を贈呈(更新日時:2021/07/29)
石油製品・貨物運送の京極運輸商事(9073、ジャスダック)は28日、株主優待制度を導入すると発表した。9月末を基準日に100株以上を1年以上継続保有している株主を対象に、一律でクオカード1000円を贈呈する。2021年9月末時点の株主から実施する。
霞が関キャピタル―1株を2株に分割 8月末基準 優待対象は200株以上に引き上げ(更新日時:2021/07/28)
太陽光発電施設開発の霞が関キャピタル(3498、マザーズ)は27日、8月末を基準日に1株を2株に分割すると発表した。分割で個人株主の取引しやすい環境を整える。
株式分割に伴い、優待の対象を従来の100株以上から200株以上に引き上げる。同社は保有株式数に応じて株主優待ポイントを贈呈しており、分割を考慮すると実質的に贈呈されるポイント数に変更はない。
ピックルス―1株を2株に分割 8月末基準 優待対象は100株以上で据え置き(更新日時:2021/07/28)
漬物のピックルスコーポレーション(2925)が27日、8月末を基準日に1株を2株に分割すると発表した。投資単位の引き下げで流動性向上につなげる。
2022年2月期の期末配当は17.5円と、実質的に変更しない。一方で優待は分割後も100株以上を対象とする方針。同社の優待は商品詰め合わせセット(1500円相当)がもらえる。
※ピックルスの株主優待
CAP―株主優待制度を変更 3年以上の長期保有を優遇(更新日時:2021/07/27)
生保向けシステムを提供するキャピタル・アセット・プランニング(3965)は26日、株主優待制度の変更を発表した。新たに保有期間3年以上の長期保有株主を優遇する制度を新設する。100株以上を3年以上保有する株主には贈呈するクオカードを2500円分(3年未満は1500円分)に増額するほか、200株以上を3年以上保有する株主にはカタログ商品(2500円)に加えてクオカード1000円分を追加贈呈する。
<金融用語>
株主優待とは
株主優待とは、株主に対し、株主還元策の一環として、持ち株数に応じて自社製品や優待券、回数券などを無料で配布する制度。株主優待を受け取るには、「権利確定日」に株主である必要がある。