【NQNニューヨーク=張間正義】米国のインフレは一時的か、長期化するのか――。12日発表の物価の「川上」である7月の米卸売物価指数(PPI)は市場予想から上振れし上昇の勢いが続いた。「川下」である消費者物価指数(CPI)は、7月は上昇の勢いが鈍っており、川上と川下で方向性が分かれたのは、インフレ論議の最終決着にまだ時間がかかることを示唆している。 ■インフレ鈍化追認できず 12日のニューヨーク債券市場で長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.01%高い(価格は安い)1.36%に上昇した。朝方発表の7月のPPIは前月比1.0%上昇と6月と同じで、市場予想を大きく上回った。前年同月比...
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