今年に入って8カ月が経とうとしているが、年初に想定していた市場の見通しとかなり異なった動きをしているのが、円相場だ。率直に言って読み違えた。昨年末の時点では、円は2021年を通じてドルに対して上昇して円高局面になると考えていたのだが、実際は主要通貨のなかで円が最弱の状況になっている。 円高が進むと考えていた理由は主に2つあった。第1にはドルの実質実効レートだ。1973年の完全変動相場制への移行以後、ドル指数は貿易取引で加重平均した他国通貨のバスケットに対して、平均99.55を中心に概ねプラスマイナス1の標準偏差(プラスマイナス9.20)の範囲で推移してきた。つまり、108.75を超えて上方に...

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