【QUICK Market Eyes 大野弘貴】東証が9月10日に公表した8月のJ-REIT(日本の上場不動産投資信託)投資部門別売買状況によると、証券会社の自己部門が489億円、海外投資家が197億円をそれぞれ買い越した。証券の自己部門はETFのフローも含まれる。海外投資家の買い越しは7カ月連続となり、買い越し期間は2018年9月~19年3月(計:2913億円)に並んだ。21年2~8月まで海外投資家はJ-REITを2889億円買い越した。 売り越し主体では銀行の222億円、生損保の154億円、投信の142億円が目立った。 8月の東証REIT指数は月間0.8%安で、10カ月ぶりに下落に転...
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