【QUICK Market Eyes 川口 究】中国の不動産大手、中国恒大集団(エバーグランデ)の債務問題がグローバル市場の懸念材料だ。先週、エバーグランデが今月20日期限の利払いをできないと中国住宅都市農村建設省が主要銀行に伝えたと報じられた。23日を皮切りに年末に掛けて、過去に発行した社債の利払い日が続く。債務再編を迫られる可能性が高いとの指摘が聞かれる。20日の米市場でダウ工業株30種平均が600ドル超も下げるなど波及の度合いの見極めが難しくなりつつある。 ■債務再編の必要性 スイス金融大手UBSは20日付リポートで、エバーグランデの債務規模は中国不動産セクター債務全体の6.5%を占...

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