【NQN香港 桶本典子】中国の国有企業が本土市場への「回帰」を加速している。香港上場の中国石油大手、中国海洋石油(CNOOC)が9月26日、上海市場への重複上場計画を発表した。同じく国有大手の中国移動も上海上場計画を発表済みで、上海市場には「石油」と「通信」の2分野で国有3大企業がそろい踏みすることになる。その歴史的意義はなにか。 国有大手の回帰 CNOOCは上海市場で新たに最大26億株(増資後の発行済み株式の5.5%)を発行する。27日付の香港紙・信報などによると、資金調達額は最大350億元程度の見通し。上海市場には既に中国石油天然気(ペトロチャイナ)と中国石油化工(シノペック)が上場...
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