【QUICK Market Eyes 片平 正二】岸田政権が格差是正を掲げているが、ドイツ証券は14日付のリポートで「岸田首相は、賃上げした企業に対する税制優遇を経済対策の主要施策に位置付けている。しかしながら、当社はその効果について懐疑的であるほか、必要性も低いと考えている」と指摘した。リポートでは、一人当たり名目賃金の伸びの相対的な低さが度々問題視されるとしながら、「経済にとって重要なのは、雇用者全体に支払われる名目総賃金である。また、アベノミクス期間中はパートタイム労働者時給が大幅に上昇し、生産性対比割安な賃金も是正された」という。 その上で「こうした高い賃金の伸びは政府の税制によって...
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