【日経QUICKニュース(NQN) 編集委員 永井洋一】新型コロナウイルスの新変異型「オミクロン型」が確認され、世界の株式市場に動揺が広がっている。新たな脅威は市場が抱える脆弱性を改めて浮かび上がらせた。米国の個人の間にゲーム感覚で広がっている信用取引や金融派生商品(デリバティブ)の一種、株式オプション取引だ。こうした現物株を保有せずレバレッジ(借金)を使った仮需バブルの変調が、米株の急落を通じて世界同時株安を引き起こすリスクを高めている。 リーマン・ショック前に流行した住宅ローンを元に組成された証券化商品は構造が複雑・難解なことから「エキゾチック」と呼ばれたが、信用取引や株式オプション取引...
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