【日経QUICKニュース(NQN) 三輪恭久】24日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発して終えた。昨年来安値(2万7013円)を下回る状況は回避された。日足チャートのローソク足でみると、安く始まった後に高く終わる「陽線」を3日連続で描き、3陽連となった。古くからある分析手法では「赤三兵(あかさんぺい)」とも言い、買いシグナルとされている。
みずほ証券の中村克彦マーケットストラテジストは「日本株が短期的に売られすぎていたうえ、米国株の下げが一巡したタイミングが重なった」とみる。日本時間24日の取引で米株価指数先物は高く推移し、日本株の支援材料にもなった。米金融政策を巡って市場が不安定化するリスクは残るものの、明るいサインも見逃すことはできない。
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