【NQNニューヨーク=古江敦子】画像処理半導体(GPU)のエヌビディア(NVDA)が開示した決算と業績予想は市場の期待以上だった。16日夕に発表した2021年11月~22年1月期決算は売上高が前年同期比53%増の76億ドルと過去最高を更新。データセンター部門の増収の勢いが増しており、22年2~4月期見通しも市場予想を上回った。半導体設計の英アーム買収は頓挫したが、AI(人工知能)技術の先駆者として成長は続いている。
■加速するデータセンター
11~1月期の売上高を部門別にみると主力のゲームが37%増の34億ドルと順調に伸びた。パソコン向けGPU「RTX30」シリーズは旺盛な需要に供給が追い...
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