世界経済は主要先進国を中心に新型コロナ禍を克服しつつあるが、新たな課題としてインフレ圧力に直面している。さらにロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻まで起こり、先行きの不透明感が一段と強くなった。現時点におけるマーケットのリスク選好度を示すGRAI(国際リスク選好指数)を見てみると、昨年1月をピークに下落に転じ、今は平均値に近い水準だ。 ちなみに、GRAIは米国の製造業景況感指数(PMI)との連動性が強い。そのPMIも昨年4月以降は低下局面にある。世界経済に対する市場の見通しは米国の景気動向が大きく影響し、それがマーケットのリスク選好度につながっていると考えられる。 国際リスク選好指数と米国...
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