【日経QUICKニュース(NQN) 三好理穂】世界的な景気減速懸念の高まりを背景に、高止まりしていた原油価格が変調している。国際指標である米WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物(期近物)は5日以降、節目の1バレル100ドルを下回る水準で推移する場面が目立つ。教科書的には、原油安は米インフレ期待の後退と日本の貿易収支の改善を通じた円高・ドル安要因となるはずだが、現時点で強い効き目は期待できそうにない。 7日の東京外国為替市場で円相場は朝方に一時1ドル=136円14銭近辺まで下落したものの、その後は日本時間同日の取引での米長期金利の低下や原油先物相場の軟調推移などを背景に...

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