【日経QUICKニュース(NQN) 編集委員 永井洋一】参院選の投開票を2日後に控えた8日、自民党の安倍晋三元首相が撃たれた。安全なはずの日本で起きた与党最大派閥トップに対する銃撃事件。市場関係者は情報収集を急ぐが、戦後の日本では極めて異例のテロ行為だけに判断材料は乏しい。投資家は固まった。
一報が伝わったのは東証の前引け後。市場の初期反応は円買い・日経平均先物売りだった。株式投資家にとって安倍氏は異次元緩和で円安・株高をもたらした大恩人。それだけに「アベノミクスを基本とする過去10年の日本の経済政策が大きく転換するのではないか」との連想が広がった。
この日、一時は前日に比べ400円近く上...
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