【日経QUICKニュース(NQN) 鈴木孝太朗】大手海運3社の株価がさえない。配当利回りが高い海運株は9月末にかけて中間配当取りを意識した買いが入りやすいが、今回はむしろ売りが目立つ。海運市況の上昇一服で下期以降の業績に不透明感が漂っていることが暗い影を落としている。
5日の東京株式市場で日本郵船(9101)は一時前週末に比べて220円(2.1%)安の1万60円と7月26日以来およそ1カ月ぶりの安値を付けた。商船三井(9104)は一時2.6%、川崎汽船(9107)も3.2%安まで下げる場面があった。
■コンテナ船事業に暗雲
背景にあるのが稼ぎ頭であるコンテナ船市況の悪化だ。コンテナ船運賃...
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