【QUICK Market Eyes 大野 弘貴、片平 正二】東証が11日に公表した10月のJ-REIT(日本の上場不動産投資信託)投資部門別売買状況は投資信託が184億円を買い越した一方、銀行が329億円、海外投資家が258億円をそれぞれ売り越した。銀行の売り越し額は2020年9月以来2年ぶり、海外投資家は同21年10月以来1年ぶりの大きさとなった。10月の東証REIT指数は1.51%高の1974.7と反発した。
野村証券は11日付リポートで、金融機関の売り越しについて、相対的に含み益を内包していたとみられる個別銘柄を売却した一方、同月のETF(上場投資信託)が資金流入であったことから、キ...
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