【NQNニューヨーク=川内資子】15日の米国債市場で長期債相場が反発した。長期金利の指標となる10年物国債利回りは一時3.75%と10月6日以来ほぼ1カ月ぶりの低水準を付けた。15日発表の10月の米卸売物価指数(PPI)の伸び率が市場予想を下回った。先週発表の米消費者物価指数(CPI)に続く物価指標の下振れで、インフレ圧力が想定するより速く弱まる可能性が意識され、債券買いにつながった。
10月のPPIは前月比0.2%上昇と、市場予想(0.4%)を下回った。前年同月比をみると8.0%上昇と依然として高水準だが、伸び率は4カ月連続で縮小した。エネルギー・食品を除くコア指数の前月比の伸び率は市場予...
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