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インバウンド需要の増加基調は続く、空運業にポジティブ（日本株ストラテジー）
【QUICK Market Eyes 片平 正二】日本政府観光局（ＪＮＴＯ）が16日に発表した10月の訪日客数は前月比2.4倍の49万人だった。新型コロナウイルス（ＣＯＶＩＤ-19）の水際対策が本格緩和されて１カ月がたち、訪日客（インバウンド）消費に回復の兆しが出てきたことになる。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券は16日付の空運セクターのリポートで「政府が実施した水際対策の大幅緩和の効果が顕在化、空運業界にはポジティブ材料と考える」との見解を示した。
リポートでは、10月のインバウンド需要を国別にみて、新型コロナの感染拡大前の2019年と比較したところ、ベトナムが66％増、韓国が34％増、イ...
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