(この記事は今週のマーケットエッセンシャルの要約です)
11月下旬までに出そろった生命保険会社の2022年4~9月期決算を題材に、日本のザ・セイホにどんなしわ寄せが出てきたのかを解説したい。ザ・セイホは「恐るべき存在」と警戒されていた1980年代の日本の大手生保の呼称だ。足元では本業は新型コロナウイルスの流行に伴う保険金の支払いで大幅減益を余儀なくされ、有価証券運用では金利上昇に伴う時価の下落に直面している。
目を引くのが保有有価証券の含み損益や、保有不動産の含み損益を加えた「時価ベースの資産」から、負債の合計を差し引いた、行政監督上の概念である実質純資産の急減ぶり。
住友生命は6カ...
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