【QUICK Market Eyes 大野 弘貴、片平 正二】東証が12日に公表した11月のJ-REIT(日本の上場不動産投資信託)投資部門別売買状況は投資信託が320億円を買い越した一方、銀行が99億円、海外投資家が42億円をそれぞれ売り越した。投資信託による買い越しは2カ月連続で、単月の買い越し額としては2020年6月以来の大きさとなった。銀行と海外投資家は2カ月連続で売り越したが、売り越し額は前月から縮小した。
モルガン・スタンレーMUFG証券は12日付リポートで、主要な投資主体における売買動向が前月と比較して改善したことから、「J-REITを取り巻く需給環境は最悪期を脱したように...
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