【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】日銀が金利上昇を抑制する姿勢を強めている。28日には中長期を対象とする臨時の国債買い入れオペ(公開市場操作)に加え、中期ゾーンの指し値オペを実施。長期金利の変動幅拡大で動揺が続く市場に対し、金利上昇をけん制する意向を改めて示した格好だ。だが、債券市場では直近の中期債利回りの上昇ペースは急速とはいえず、この日のオペは想定外との受け止めもある。
日銀は28日午前、指定した利回りで無制限に買い入れる「指し値オペ」を4本通知した。うち2本は毎営業日実施する新発10年債などが対象で、もう2本は中期債を対象とした。中期債の指し値オペは、日銀が許容する長期金利...

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