【QUICK Market Eyes 大野 弘貴】東証が16日に公表した12月のJ-REIT(日本の上場不動産投資信託)投資部門別売買状況は証券会社の自己売買が374億円を買い越した一方、海外投資家が264億円、投資信託が48億円を売り越した。証券の自己売買を除いたすべての主体が売り越した。同月20日に日銀が金融政策決定会合で長短金利操作(YCC)の許容変動幅を拡大した中、金融政策の修正からJ-REITにも売り圧力が強まった。東証REIT指数は月間3.85%安だった。
みずほ証券は16日付リポートで、海外投資家は今後のさらなる金融政策修正リスクを踏まえ、REIT売りに動いていると指摘。一...
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