【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】高めの賃上げが実現する可能性も相応にある――。日銀の田村直樹審議委員は22日、昨年7月に就任してから初めてとなる群馬県の金融経済懇談会で今年度の春季労使交渉(春闘)への期待を寄せた。持続的で安定的な物価目標の実現を目指すうえで賃金がどの程度上昇するかという点は、4月に始動する新体制においても重要なファクターとなりそうだ。 田村委員は講演で、足元の物価動向に関し「エネルギー価格の上昇に加え、財では食料品や日用品、耐久財を中心にコスト転嫁の動きが幅広い品目で強まっている」と分析した。住居工事などの家事関連サービス、外食など一般サービス部門でも転嫁の動...
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