【松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇音信不通の中国投資銀会長、中国当局が身柄拘束
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は1日、先月音信不通になった投資銀行「中国ルネサンス(華興資本)」の包凡会長兼最高経営責任者(CEO)が中国本土で身柄を拘束されていると報じた。関係筋の話によると、元会社幹部の汚職に関する捜査に関係しているとしている。華興資本は26日に証券取引所への届け出で会長は中国当局の調査に協力していると発表したと伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/missing-chinese-banker-fan-bao-detained-as-part-of-corruption-probe-f01c7a24?mod=lead_feature_below_a_pos1)
◇プーチン氏の巨額資金隠し、スイス検察が銀行家4人を起訴
英フィナンシャル・タイムズ紙は1日、スイスの検察がロシアのプーチン大統領の多額の資金隠しに協力した容疑で銀行家4人を起訴したと報じた。起訴されたのはガズプロムバンクのスイス支店従業員4人で、検察は「プーチン氏の所得は10万スイスフラン程度だが、巨額資産を側近が管理している」と主張したとしている。ロシアの大統領が直接関係する法廷案件は西側で初だと伝えた。
(https://www.ft.com/content/7caf49dd-1d44-40b7-825d-01a30e9df822)
◇ブリッジウォーター、人員8%を削減計画
英フィナンシャル・タイムズ紙は2日、世界最大級のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエーツが従業員の8%に相当する約100人を削減する計画だと報じた。旗艦ファンドのピュア・アルファは700億ドルの上限を設定するとしている。競争が激化する中、創業者レイ・ダリオ氏の退任後のリストラを進めると伝えた。
(https://www.ft.com/content/022c57f6-296f-49c9-bc58-bf2c58c0479a)
◇裸足で20年、足の皮が厚くなった
米ニューヨーク・タイムズ紙は1日、米コネチカット州のジョセフ・デルボ・ジュニア氏59歳は20年前に靴を脱いだまま裸足で生活していると報じた。当初は外反母趾の痛みを理由に裸足を選んだが、快適なため裸足を続けているとしている。デルボ氏は一歩一歩を意識するようになり、足の皮は厚くなったと伝えた。
(https://www.nytimes.com/2023/03/01/nyregion/barefoot-living-no-shoes-joe-deruvo.html)
◇ハバナ症候群、外国攻撃にあらず
米ワシントン・ポスト紙は1日、米外交官の「ハバナ症候群」と呼ばれる原因不明の健康被害が相次いだ問題で、中央情報局(CIA)など5つの米情報機関が外国による攻撃の可能性は低いと結論付けたと報じた。めまい、頭痛、吐き気など世界に駐在する外交官の約1000件の健康被害を1年に渡り調査、ロシアなど外国政府の「秘密兵器」が原因ではないと判断したとしている。
(https://www.washingtonpost.com/national-security/2023/03/01/havana-syndrome-intelligence-report-weapon/)
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