【QUICK Market Eyes 本吉亮】強気一辺倒だったトランプ米大統領の高関税政策に陰りが見え始めている。9日に相互関税の上乗せ分も発動されたが、債券市場がクラッシュする兆候を受けて90日間の一時停止を余儀なくされた。米債売りの詳細は不明だが、農林中金が大規模な損切りしたのではないかと見方もある。突発的な債券相場急落により、トランプ政権の内部で高関税政策の主導権が強硬派のナバロ氏から穏健派のベッセント氏に移ったのではないと推察される。
トランプ大統領は中国と関税引き上げのチキンレースを繰り広げてきたが、それも限界を迎えつつあるようだ。相互関税の対象からスマートフォンとコンピューターの...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題