QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証グロースに4月12日新規上場する、ispace(9348)の概要を紹介します。
月に物資輸送、データサービスも提供予定
月で事業展開を目指す民間企業を支援する。自社開発の月着陸船(ランダー)や月面探査車(ローバー)で顧客の物資(ペイロード)を月に輸送し、月面到着後はデータ調査・通信サービスを提供する。2022年12月に民間初となるランダーの打ち上げを実施し、アラブ首長国連邦(UAE)政府宇宙機関の月面探査機や宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月面ロボット、日本特殊陶業(5334)の固体電池などのペイロードを輸送している。23年4月下旬の月面着陸を目指し、24年には2回目の打ち上げと月面探査を実施する予定だ。
将来的にはデータサービスを主要事業の1つとする。25年頃までは、自社開発のデータ収集機器で地質など環境情報や月面風景画像といったデータを取得し、顧客に提供する予定だ。26年以降は、地球上の既存データと合わせて加工・解析しデータに自由にアクセスできるサブスクリプション型サービスの展開を目指す。社名の読みは「あいすぺーす」。
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