【QUICK Market Eyes 根岸 てるみ】4月末にかけ新規株式公開(IPO)が相次ぐ。米金融システム不安の影響が懸念されたものの、IPO市場の地合いは悪くない。資金回転が活発になれば日本株相場の上昇に弾みを付ける公算もある。日本株相場の先行きを読むうえで、個人投資家の投資意欲を反映するIPO市場の動向にも目配りしたい。
3月に新規上場したのは10社(30日時点)で、初値はいずれも公開価格を下回らなかった。話題の分野で事業を展開する銘柄について将来性を見込んだ買いが入ったうえ、資金吸収額が小さい銘柄にも需給面から物色の矛先が向かった。
価格の730円を3倍近く上回り人気を...

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