【松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇米軍機密文書が流出、ウクライナ戦争や北朝鮮関連も
米ワシントン・ポスト紙は8日、米軍の機密情報がインターネット上に流出した件について米国と同盟国の高官が状況把握を急いだと報じた。ロシアのウクライナ侵攻に関する幅広い機密と分析のほか、イランの核開発、北朝鮮の核兵器プログラムとミサイル発射実験に関する機密も含まれていたとしている。漏洩源については依然明らかになっていないと伝えた。
(https://www.washingtonpost.com/national-security/2023/04/08/intelligence-leak-documents-ukraine-pentagon/)
◇エンゼルスが国際的観光地に、大谷翔平のスターパワー
米ロサンゼルス・タイムズ紙は7日、大谷翔平の絶大な人気でロサンゼルス・エンゼルスが国際的な観光地になったと報じた。新婚旅行の日本人カップル、大谷の名前を日本語で書いた英語のメッセージ・カードを持った台湾人女性など多くの外国人がエンゼルス球場を訪れているとしている。7日には球場前にレッドカーペットが敷かれ、大谷やトラウトがハリウッドスターのように登場したと伝えた。
(https://www.latimes.com/sports/angels/story/2023-04-07/shohei-ohtani-mike-trout-fan-favorites-japan)
◇テスラ、今年3度目の値下げで新規顧客開拓
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は7日、米電気自動車(EV)大手テスラが再び値下げ、新規需要を喚起すると同時に競争力を強化すると報じた。モデルSとモデルXの価格はそれぞれ5000ドル(約66万円)引き下げ、モデル3とモデルYは1000~2000ドル値下げしたとしている。テスラは1月に全車種の価格を引き下げ、3月にモデルSとモデルXを値下げしたばかりと伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/tesla-cuts-prices-again-as-it-seeks-to-lure-new-buyers-bc8394e5?mod=hp_lead_pos7)
◇ベゾス氏の豪邸建設ストップ、個人資産7兆5000億円減
米ニューヨーク・ポスト紙は7日、ビバリーヒルズのジェフ・ベゾス氏の豪邸建設がストップしたと報じた。1万5000平方フィート(約1294平米)超の建設が2度に渡り当局から許可されなかったとしている。アマゾン株が値下がりし、ベゾス氏の個人資産は570億ドル(約7兆5000億円)減ったと伝えた。
(https://nypost.com/2023/04/07/construction-halted-on-jeff-bezos-beverly-hills-mansion/)
◇英小規模企業、ロシアに1580億円相当の電子機器輸出
英フィナンシャル・タイムズ紙は7日、ロンドン北部のテラスハウス(長屋建て住宅)に登録された英国企業が2022年のロシアのウクライナ侵攻後に12億ドル(約1580億円)相当の電子機器をロシアに輸出したと報じた。マイキンズ・コーポレーションは、半導体、サーバー、ラップトップ、コンピューター部品、通信機器を輸出したとしている。輸出禁止の機器が多く、ロシアに対する制裁の効果が疑問視されると伝えた。
(https://www.ft.com/content/bdd8c518-bf10-4c9c-b53b-bfbe512e2e92)
◇米ゴルフ・マスターズの不思議、スマートウォッチは許可
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は7日、米ゴルフのマスターズに欠かせないアイテムはスマートウォッチになったと報じた。マスターズの舞台オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブは古い体質で秘密主義、外部との連絡を遮断するため携帯電話の持ち込みを禁止しているとしている。トーナメントのウェブサイトには「フィットネスバンドと電子腕時計は許可」と記されていると伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/masters-augusta-national-phone-ban-smartwatch-272292df?mod=hp_listb_pos1)
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