【QUICK Market Eyes 滝口 朋史】発表が本格化している米企業の2023年1~3月期決算は、21日までにS&P500種株価指数採用企業の18%が発表を終えた。過去5年平均(77%)を下回る76%の企業の1株利益(EPS)が市場予想を上回った一方、EPSの減少見通しは6.2%と3月末時点の6.7%から小幅に切り上がった。シーズン序盤で明確な方向性はみられないが、鮮明になっているのが利益率の悪化傾向だ。
米FACTSETによると主要500社の23年1~3月期の売上高純利益率の見通しは11.2%と、7四半期連続で縮小する見通しだ。水準としては2020年10~12月期以来の低さとなる。...

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