【NQNニューヨーク=川上純平】米株式市場で決済関連銘柄の盛衰が鮮明になっている。ペイパル・ホールディングスなど新興フィンテック勢は新型コロナウイルス禍の盛り上がりが一転して株価が低迷。一方、ビザやアメリカン・エキスプレス(アメックス)といった伝統的な銘柄に資金が回帰している。景気の不透明感で投資家が業績の安定している大型株を相対的に評価するようになったことも背景にありそうだ。
12日時点の株価を新型コロナウイルスが世界的に拡大する前の2019年末と比べると、モバイル決済や個人間送金で利便性を高めたペイパルは4割ほど下落した。21年に2倍超になった勢いはもはやない。同業のブロックは4倍超にな...

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