【松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇超党派の米上院議員、議員や政府職員の個別株禁止を提案
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は19日、民主党のジルブランド上院議員と共和党のホーリー上院議員が連邦政府職員や議員の個別株保有を禁止する法案を提出すると報じた。法案は、大統領、副大統領、議員、議員スタッフ、連邦政府職員によるミューチュアル・ファンドとインデックス・ファンドの保有は認めているとしている。19日に発表された世論調査で、80%の有権者が議員らの個別株保有禁止を支持したと伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/senators-to-propose-ban-on-u-s-lawmakers-executive-branch-members-owning-stock-6db6411?mod=hp_lead_pos3)
◇「アップルGPT」も、オープンAIに対抗し自社開発
ブルームバーグ通信は19日、アップルがオープンAIの「チャットGPT」やグーグルの「バード」などに対抗するAI(人工知能)ツールの開発を進めていると報じた。複数の関係者によると、大規模言語モデル作成のフレームワークを構築したとしている。一部のエンジニアが「アップルGPT」と呼ぶチャットボットも作成したが、消費者への提供に向けた戦略にまでは至っていないと伝えた。
(https://www.bloomberg.com/news/articles/2023-07-19/apple-preps-ajax-generative-ai-apple-gpt-to-rival-openai-and-google?sref=RtOi1Qqu#xj4y7vzkg)
◇米スタンフォード大学長が辞任へ、研究不正めぐる疑惑で
米ワシントン・ポスト紙は19日、米スタンフォード大学のマーク・テシエラビーン学長が辞意を表明したと報じた。脳神経学者の同氏の研究に不正があったとの疑惑が浮上、専門家委員会が詐欺やデータ改ざんなどの不正はなかったとする調査結果を発表したものの、共同論文で不適切な対応があったと指摘したとしている。何カ月にも及ぶ調査を経て、世界有数の大学のトップが辞任に追い込まれたと伝えた。
(https://www.washingtonpost.com/education/2023/07/19/stanford-university-marc-tessier-lavigne-research-controversy/)
◇米エコノミスト、仏の反対でEU要職を辞退
英フィナンシャル・タイムズ紙は19日、米国人エコノミストが欧州委員会の競争政策の幹部職を辞退したと報じた。オバマ米政権の高官だったフィオナ・スコット・モートン氏は欧州委競争政策担当のチーフ・エコノミスト職を打診されたが、フランスのマクロン大統領が強く反対したとしている。マクロン大統領は、大手ハイテク企業の調査には「優秀な欧州人」の起用が好ましいと述べたと伝えた。(https://www.ft.com/content/4747c78d-89d4-4166-add3-5733015c0200)
◇米当局がイラク14行を制裁、イランとのドル取引めぐり
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は19日、米財務省とニューヨーク連銀がイラクの14の銀行に対しドル取引を禁止する制裁を科したと報じた。米当局は、制裁対象の個人が絡むマネーロンダリング(資金清浄)の証拠がみつかり、イランが恩恵を受ける懸念があるとしている。イランは長期にわたり、制裁を逃れるためドル資金調達に近隣のイラクを使っていると伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/u-s-sanctions-14-iraqi-banks-in-crackdown-on-iran-dollar-trade-33ef9f35?mod=hp_listc_pos1)
◇グウェン・ステファニーさん大興奮、大谷翔平の活躍に
米ニューヨーク・ポスト紙は19日、米大物歌手グウェン・ステファニーさんがロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平の大ファンであることに疑いの余地はないと報じた。観戦した17日のヤンキース戦で大谷の35号ソロホームランに飛びあがり、大谷の走塁を背後に自身の満面の笑みを撮影したとしている。
(https://nypost.com/2023/07/19/no-one-loved-shohei-ohtanis-bat-flip-more-than-gwen-stefani/)