【NQNニューヨーク=戸部実華】画像処理半導体(GPU)のエヌビディアは高まる市場の期待に応えた。23日夕発表の2023年5~7月期決算で売上高は前年同期比2倍、純利益9.4倍という圧倒的な成長力をみせた。8~10月期の売上高も前年同期の2.7倍前後となると見込む。人工知能(AI)向け半導体需要の拡大の追い風が当面は続くとみられ、アナリストはそろって目標株価を引き上げた。
好決算を受け、ローゼンブラット証券は最も買いを推奨する「トップ・コンビクション・アイデア」で据え置き、目標株価は前週引き上げたばかりの800ドルから1100ドルに変更した。想定以上の実績と見通しの強さは「前代未聞。そし...
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