【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】10月12日のニューヨーク外国為替市場で円相場が下落し、一時1ドル=149円83銭と節目の150円に再び迫った。12日発表の9月の米消費者物価指数(CPI)で前年同月比の伸び率が市場予想をわずかに上回り、米長期金利が上昇したのを受けてドル高が進んだ。だが、一連の動きはやや過剰反応ともいえる。そこには年末にかけて相場の振れ幅を広げるような材料が枯渇し、収益機会が少なくなっていくことへの投機筋の焦りが垣間見える
年内の米連邦公開市場委員会(FOMC)はあと2回だ。米連邦準備理事会(FRB)高官からはこのところ追加の金融引き締めに慎重な発言...

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