【日経QUICKニュース(NQN)】江沢福紘・スタンダードチャータード銀行マーケッツ本部長 4月23日の東京外国為替市場で円相場は1ドル=144円台後半まで下落余地があるとみている。米中の貿易摩擦が緩和に向かうとの観測に加え、トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の解任を否定したと伝わった。このところのドル安の推進力となっていた米国の「二大懸念」が後退し、円売り・ドル買いが広がりやすいだろう。 米商品先物取引委員会(CFTC)が週次でまとめているシカゴ通貨先物市場の建玉報告をみると、投機筋のドルに対する円の買越額は極めて高い水準で推移していた。今週初めにかけて金融市場を覆...

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