この記事は最終更新から1年以上経過しております。
中東緊迫 株価収益率は上がりにくい時代（永井洋一）
【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ） 編集委員 永井洋一】英紙インディペンデントのコラムニスト、ヘイミシュ・マクレイ氏は近著「2050年の世界」で次のような予見を披露した。「中東の原油とガスの生産は頭打ちとなり、実質価格は下がるだろう。そして中東マネーは細る」。
ここ数年、新型コロナウイルスやウクライナ危機、そしてイスラム組織ハマスとイスラエルの衝突と、誰も予想しなかった大事件が相次いでいる。これまでの常識が通用しないパラダイムシフトの暗流を意識せざるを得ない。
2008年のリーマン・ショック以降、本来、民間が抱えるべきリスクを吸収するため膨らんだ世界の公的マネーがインフレと金利上昇をもたら...
有料会員限定記事
-
POINT 01全記事（15,000本）が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題
