来週(23~27日)の外国為替市場で円相場は底堅い展開となりそうだ。米長期金利に上昇圧力がかかるなか、日米金利差の拡大を見込む円売り・ドル買いは出やすい。半面、日本政府・日銀による円買いの為替介入への警戒感から、積み上がった円売りの持ち高を減らす動きも見込まれる。市場では「1ドル=150円を下回る場面もありそうだが、一段の下値は限られる」(国内銀行のストラテジスト)との見方があった。
日経平均株価は戻りの鈍い展開か。3万1000円前後の水準では押し目買いが入りやすいものの、米金利の不安定な推移が続く限り、積極的に上値を追う動きとなりづらい。国内主要企業の2023年4~9月期の決算発表が本格...
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