QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証グロースに11月22日新規上場する、バリュークリエーション(9238)の概要を紹介します。
マーケティング支援の取引継続率97%、住宅解体マッチングも
大企業を主な顧客に、ウェブ広告を用いたマーケティング支援を展開する。課題特定から実際の広告運用まで一貫したサービスを提供し、顧客のウェブサイトへの集客を促す。同事業でのノウハウを活かし、住宅などの建築物を取り壊したい法人・個人と解体業者をつなげるプラットフォームも手掛けている。
売上高の9割超を占める「マーケティングDX事業」は、デジタルトランスフォーメーション(DX)にまだ取り組んでいない企業の比率が高い「レガシー業界」を主なターゲットとする。検索連動型広告やディスプレー広告、インフィード広告などを組み合わせて顧客サイトの集客効果を高め、広告出稿量に応じた報酬を得る。顧客の取引継続率は約97%と高水準だ(2023年2月期の月平均)。顧客が広告効果をリアルタイムで分析できるレポート自動生成ツール「Vasta」も提供している。
「不動産DX事業」ではマッチングメディア「解体の窓口」を2020年7月から運営。建物を建て替えたり土地を売却したりしたい所有者側が物件情報を登録すると全国の解体業者から費用見積もりが集まり、最も条件の良いものを選べる。専門知識が乏しい所有者でもスムーズに進められる。参加する解体業者は1500社超、マッチング希望者数は2万人を超える(23年9月時点)。バリュークリエーションは解体業者から成約手数料を受け取る。
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