【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 永井洋一】日経平均株価が9日、一時約34年ぶりの高値圏に上昇した。先日、個人投資家向けセミナーをのぞいたが、新しい息吹のようなものを感じた。だが、始まったばかりの新NISA(少額投資非課税制度)の効果をはやすような軽率は慎みたい。期待や思惑は「10時」を境に変化する。
東京株式市場は買いが先行し、日経平均は9時9分に3万3990円に浮上。同52分にも3万3971円と朝方の高値に接近した。配当利回りの高い大型株、例えばソフトバンクは7日続伸、いすゞは4日続伸、SOMPOホールディングスは6日続伸している。いずれも新NISAの「成長投資枠」で人気が高い...
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正直、新NISAから参入する個人投資家は狙われやすい気がしている。単純に25日給料日のサラリーマンが多いので1月25日以降に値が動きやすいんじゃないかな... それを見込んだ投資家がサラリーマンが買いやすい値ごろでメジャーな銘柄を仕込んでおいて、25日以降に売り抜けようとするトレーダーが結構いるんじゃないかな...? それに似た動きが、今年の夏ボーナスあたりに起こるんじゃないかな...?