【QUICK Market Eyes 片平正二】1月22~23日に行われた日銀の金融政策決定会合で、主な金融政策やフォワード・ガイダンスが維持された。植田総裁は会合後の記者会見で、2%の物価目標実現について「確度は少しずつ高まっている」との見解を示した。
米金融調査大手は23日付のリポートで、1月会合は、重大な不確実性が続いているにもかかわらず、日銀が4月にマイナス10bpからゼロに利上げする軌道に乗っていることを示唆しているが、合意形成に向けて整然と進んでおり、(マイナス金利解除が)3月に前倒しされる可能性はほとんどない」と指摘した。植田氏が引き続き、ゼロへの引き上げに向けた道筋を整然と示...
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