【NQN香港=須永太一朗】中国株の低迷が韓国の個人投資家に深い傷痕を残している。約3年前に購入した中国株連動のデリバティブ(金融派生商品)の大量償還が4~6月に迫っているからだ。デリバティブが連動する主要指数は中国当局の政策期待から足元で急速に値を戻しているが、それでも3年前の半値にとどまる。投資家は大幅な損失が避けられない。
■韓国で人気化した中国指数デリバティブ
韓国では2021年、香港市場に上場する主要な中国本土企業で構成する「香港ハンセン中国企業指数」連動のデリバティブが人気化した。当時は世界的なインフレが加速する前の低金利環境で、このデリバティブは利回り面で魅力的な商品に映った。...
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