【NQN香港=須永太一朗】台湾テック大手の好調が続いている。半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)など主要4社の10月の月次売上高は、前年同月比で伸びが続いた。人工知能(AI)関連の旺盛な需要を背景に、先端半導体やAIサーバーなどの販売増が続いた。 TSMCと半導体開発・設計の聯発科技(メディアテック)、AIサーバー製造の鴻海(ホンハイ)精密工業、広達電脳(クアンタ)の動向をまとめた。 TSMCの売上高は前年同月比29.2%増の3142億台湾ドル。前年を上回ったのは10カ月連続、2ケタ増は9カ月連続だ。クアンタとメディアテックも大きく伸びた。 一方、鴻海は8.6%増の8048億台湾...
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