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米国好調のくら寿司 自動化が低価格を支え(日本株ストラテジー)

記事公開日 2024/4/3 07:00 最終更新日 2024/4/4 08:36 国内株式市場サマリー 日本株 外食 自動化 日本株ストラテジー QUICK Market Eyes
【QUICK Market Eyes 平井啓一朗】回転ずしチェーンのくら寿司(2695)株が1日に年初来高値を付け、市場で業績の伸びに対する期待が高まっている。外食需要の回復を受けて日本事業も伸びているが、今後のカギを握るのは米ナスダック市場に上場する子会社くら寿司USA(KRUS)だ。米国での競合に比べて低価格帯で寿司を提供し、ロボットの活用などでコストを抑えている。テクノロジーの活用や新規出店による業績の伸びに期待がかかる。 ■急成長中の「米国事業」 新型コロナウイルス禍からの回復に伴い日本事業などが好調で、くら寿司は本体の業績も改善している。3月12日に発表した2023年11月~24...

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くら寿司がブルームバーグなどで取り上げられて外食セクターで話題になったのが2月頃なので、なんか周回遅れ気味の記事だ。くらUSAに関して言えば、ナスダックでのPERが800倍超とぶっ飛んだ値で推移しているけど、米国での店舗拡大のスピード感と、ここまでニッチ層には刺さっているものの、生魚に抵抗感のあるアメリカ人も多いことからパイが限られている懸念もありで、ちょっと期待が高すぎるような。 外食セクターでは、例えばゼンショー(7550)がPER32.7、サイゼリヤ(7581)が同41.5、丸亀製麵のトリドール(3397)が同72.6と総じて高め。コロナ禍からの回復が評価されているのもあるけれど、共通しているのは積極的な海外展開の計画が好感触を得ていることで、ゼンショーなんか海外10000店超えを計画している。そのうち国内より海外のほうが売上が高くなりそう。 まあ、インバウンドでわざわざ日本料理を食べにくる外国人がいるってことは海外でも商売できるよねって考えるのは普通というか、逆に言えば海外展開をアピール出来ていない外食銘柄はそのうち投資家から見放されちゃうよってことで…

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