【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 永井洋一】生成AI(人工知能)向け半導体ブームの裏側で、パソコンや自動車向けなどの「レガシーチップ」と呼ばれる旧世代品が苦戦を強いられている。米大統領選を控え、米中半導体戦争の行方も市況に影を落としかねない。半導体関連株の急落に引き続き注意が必要だ。
英半導体設計アーム・ホールディングスの米預託証券(ADR)が8日の米株式市場の時間外取引で急落した。同日発表した2025年3月期の売上高見通しが市場予想をほんのわずかに下回ったためだが、投資家は過敏に反応した。
なぜか。アナリスト予想のPER(株価収益率)が70倍前後と業界平均の29倍を大きく上回っ...

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