QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証グロースに6月11～17日のいずれかの日に新規上場する、Ｄ＆Ｍカンパニー（189A）の概要を紹介します。

医療や介護・福祉業界に特化し、資金・コンサル・人材支援をワンストップ提供

医療や介護、福祉業界の事業者を対象に経営改善に関わる各種サービスをワンストップで提供する。診療・介護報酬債権の買取サービスによる資金支援とコンサルティング、人材紹介・派遣サービスの３つが事業の柱だが、医療機器等のリースサービスなども手掛ける。

診療・介護報酬債権の買取サービスとは、同社が診療・介護報酬の売掛債権を買い取って、早期に現金化し、顧客の資金調達を支援するサービスだ。通常、医療機関などが保険負担分の診療報酬を受け取るには手続き上数カ月かかる。買い取る月数なども柔軟に設定でき、顧客が必要な金額を提供できる。買取手数料や事務手数料が収益源となる。

コンサルティング業務では事業・組織・業務の改革、Ｍ＆Ａ（合併・買収）を支援する。人材紹介・派遣サービスでは、経営・管理者の人材紹介に注力するほか、事務業務のアウトソーシングや外国人の就労支援なども手掛ける。

上場日は6月11日～17日のいずれかの日で、上場の4営業日前までに決定する。

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