【QUICK Market Eyes 川内資子】AI(人工知能)普及による米企業業績の押し上げ期待に加え、米雇用指標の軟化で米連邦準備理事会(FRB)が利下げに動きやすくなるとの見方も米株高を促している。6月6日はカナダ中央銀行に加えて欧州中央銀行(ECB)も利下げに踏み切り、主要国・地域の金融政策が意識されやすい状態だ。7日発表の5月の米雇用統計の内容次第では足元で4月下旬以来の水準に沈む米長期金利が一段と低下するとの見方も浮上している。米労働市場を巡る材料が日米の株式相場の動かす展開はまだ続きそうだ。
6月3日で始まった週は4月の米雇用動態調査(JOLTS)の非農業部門の求人件数に加え、...

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