【日経QUICKニュース(NQN)】不動産管理・運営のアールエイジ(3248)が急伸している。一時、制限値幅の上限(ストップ高水準)である前日比150円(17.85%)高の990円まで上昇し、年初来高値を更新した。11日発表の2023年11月~24年4月期の連結決算は、営業利益が前年同期比2.2倍の7億4800万円だった。24年10月期の通期計画(5億7000万円)を上回り、好調な利益成長を好感した買いが膨らんだ。
アールエイジの予想PER(株価収益率)は9倍台で、PBR(株価純資産倍率)は1倍を割り込む水準にある。市場では「長らく放置されており市場の期待が低い。好調な決算を受けて足元の割安感から買いを入れた投資家が多いのだろう」(国内ネット証券)との声があった。